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お知らせ

11月のタンポポくらぶの様子
2022年 11月 30日

11月のタンポポくらぶの様子をお伝えします!

 

今月は2歳児体育のお友だちとの交流でスタートしました。

週1回の体育のクラスとは異なる様子に戸惑い、泣きながら入ってくる子が多くいました。

そんな中、タンポポの子どもたちはいつものように朝の用意を終えて迷わず集団へ。そこからは泣いている子に直行し頭をなでてあげる子、タオルで涙を拭いてあげようとする子、そっと隣に座って一緒に絵本を見る子など、

状況を把握し、考え、行動に移しているではありませんか。体育のお友だちも慣れないお部屋の様子に落ち着かなかった事でしょう。タンポポの子は、いつものお部屋が全く違ったメンバー、リーダーが来て驚いたと思います。お互いイレギュラーな出来事です。週に一度と毎日の違いが明らかで、何気ない生活の小さな積み重ねの

大切さに改めて気付かされる瞬間でした。

お稽古事や訓練では身につけることのできない感覚は、日常の体験でしか得られません。特別なこと、新しいことが注目される時代だからこそ、当たり前の重要さに気付かされます。

またある日には、体育室では子どもたちと一緒に組み立て遊びをしました。

自分で運べるマットや積み木、箱などはどんどん目的の場所へ運び、とび箱や平均台は「こっち-」とリーダーに指示を出して伝えます。試しながら造るのは面白く、屋号『鬼の家』では、スパイダーマンもいるし、ジャスミンもいます。それぞれがなりたいものになり、遊びたい場所を造り楽しみます。

誰かの一声「もういいかーい?」から始まったエンドレスかくれんぼをたっぷり楽しむと、力持ちたちは、片付けも安全に気をつけながらしました。

子どもたちの思いや言葉が形になって表現され、友だちに認められることで自信になっています。

秋の深まりとともに、創作意欲の高まりを感じながら今日の日を大切に過ごしていきます。