発達障がいのある子どもたちのために
わたしたちの願い
YMCA は、子ども・家族・地域社会を育み、共に支えあう社会作りを目指し、ボランティアによって運営されています。
YMCA の活動は、年齢や性別、国籍や民族、また能力の違いや宗教にかかわらず、すべての人にひらかれています。
YMCA では活動をとおして次のことを学びます。
「自分のいのちとみんなのいのちを大切にすること」
「家族、地域のひとりとして責任があること」
「世界と地球を見つめ、考え、行動すること」
「ボランティア精神とリーダーシップを身につけること」
「すこやかな心とからだを育むこと」
YMCA では、これらを実現するために、「思いやり」「誠実さ」「尊敬心」「責任感」を、すべての場面で大切にしています。
神戸YMCA発達支援事業の歩み
1994年 | 当時としては先駆けとなる、発達障がいのある子どもを対象とした、教育・療育の活動を「LD児サポートプログラム」として神戸YMCA西宮ブランチに開設 |
1995年 | 三宮ブランチで、サポートプログラムを開始(~1999年) |
1998年 | 明石ブランチで、サポートプログラムを開始(~2005年) |
2000年 | 西神戸ブランチで、サポートプログラムを開始(~2018年) |
2003年 | 三宮ブランチで、幼児デイサービス「タンポポくらぶ」を開始 (現在はファミリーウエルネスセンターにて児童発達支援事業として実施) |
2006年 | 発達障がい児支援の活動により、神戸YMCAが「兵庫県社会賞」を受賞 |
2014年 | 西宮ブランチで、児童発達支援事業「まめの木」を開始 |
2016年 | 神戸学園都市YMCA子ども園で、児童発達支援事業「YMCAおひさま」を開始 |
YMCAだからこそできる発達支援事業
全国のYMCA は発達障害の子どもたちには日本ではいちはやく、1994 年から療育、スポーツ、余暇活動を通して子どもたちを育んできました。
特別支援教育が公的機関で始まるのに時間がかかるであろうという背景のもとに、YMCA が「NPO」「社会教育団体」として協力者も得やすく、指導者養成のノウハウ、ボランティアの育成にも長けていたこともあり、共に支援してきました。
YMCA で今までもたくさんの子どもたちやご家族が幸せになっていきましたが、これからも益々期待しています。
竹田契一先生
大阪教育大学名誉教授
神戸/大阪/奈良YMCA サポートプログラムスーパーバイザー
大阪医科大学LDセンター顧問