神戸青年2002年3月号 目次 <<7月号>> << 5月号 >> << 4月号 >> << 3月号 >>
神戸YMCAでは、若き日に様々な形でYMCAを支え、ご奉仕くださったリーダーOB・OGの心と力を再結集することを願い、「リーダーOB・OG同窓会」を企画・開催いたしました。当日は、今井鎮雄元総主事をゲストに迎え、様々なブランチ、様々な年代のリーダーOB・OGと旧職員・講師等総勢90名余りにお集まりいただき盛会でした。
今後は、それぞれのブランチでリーダーOB・OGの交流・活動が盛んになり、会員運動へと展開することを願っています。
今年も学生時代の貴重な時間と力を捧げ、YMCA活動の担い手となってくれたボランティアリーダーたちが巣立っていきます。 リーダーたちの奉仕に心から感謝すると共に奉仕の活動を通して彼らが得たものがこれからの糧となることを願っています。 この3月に卒業するリーダーたちは次の通りです。(順不同・敬称略)
土肥隆一さん(衆議院議員、神戸YMCA総会構成員)が、日韓の相互理解への貢献により、米国財団による「国際名誉グランド・マーシャル」を受賞されました。
同賞は、黒人の公民権運動に力を注いだ故マーティン・ルーサー・キング牧師を記念し、米国内外で平和、人権運動などに顕著な貢献をした民間人に贈られるもので、日本人の受賞は初めて。
授賞式は、キング牧師の生誕日となる1月21日(現地時間)、ロスアンゼルスで行われ、パレードでは80万人の市民が沿道を埋めたそうで、米国での注目度の高さがうかがえます。
土肥さんはご存知のように、「牧師議員」として、キリスト教精神を持って国政に携わっておられ、キリスト者の多い韓国との国交と相互理解において主導的なお働きを続けてこられたことが、今回のご受賞につながりました。
☆パイプオルガンコンサート☆
日本基督教団神戸協会オルガニスト 瀬尾 千絵氏
☆メッセージ☆日本基督教団神戸教会牧師 岩井 健作氏
☆ゴスペル☆ OSMゴスペルアンサンブル
日 時:2002年3月21日(木・祝)
協力金:前売り1,000円 当 日 1,200円
会 場:日本基督教団神戸教会(いずみ幼稚園)
神戸市中央区花隈9−16 TEL:078−341−2598
お問い合わせ:神戸YMCA国際・奉仕センター
TEL:078−241−7201
イエス・キリストのご復活を教派を超えてともに祝い、
死に打ちかって、今も私たちの間で働いておられる主を
讃美いたしましょう。
日 時 : 2002年 3月31日(日) 午前7時〜8時過ぎ
場 所 : 神戸市東遊園地(神戸市役所南)
*雨天時=神戸YMCA チャペル
奨 励 : 林 邦夫牧師
(日本基督教団 兵庫松本通教会)
主 催 : 神戸YMCA/神戸YWCA
問合せ: Tel 078-241-7201/Fax 078-241-7479
と き:2002年4月10日(水)8:35スタート予定
ところ:千刈カンツリー倶楽部(三田市)
TEL:0795−64−2282
FAX:0795−64−2452
参加資格:YMCA活動にご理解のある方
会 費:一人20,000円(当日徴収)
申込締切:2002年3月15日(金)
先着60名
お問い合わせ:神戸YMCA本部事務局 (チャリティーゴルフ大会係)
TEL:078−241−7201 FAX:078−241−7479
●神戸YMCAでは2002年4月に「神戸YMCA高等学院」を開校します。ここは、学校基本法に定められた通信制高校「YMCA学院高等学校(大阪YMCA設立、2002年4月開校)」の技能連携校であると同時に、YMCA学院高等学校を卒業するための学習をおこなう学校です。技能連携制度は、職業に関する技術や技能を高等学校卒業単位の一部として認める制度で、神戸YMCAでは、昨年12月に県の教育委員会より、技能教育施設として認定をうけることができました。
●ここでは、学校になじめない子どもたちに、YMCAが長年培ってきた教育事業のノウハウを活用しながら、基礎学力を身につけることを目標にしていきます。また、カウンセリングルームの応援を仰ぎながら、精神面・生活面からも子どもたちをささえ、それぞれの個性に応じた進路を支援していきます。
開校されるのは、西神戸YMCA学園都市<生涯教育センター内>。2002年2月より1期生の受付を開始しています。
「YMCAと平和教育」
平和が脅かされる今、YMCAの使命は
去る1月12日、神戸YMCAチャペルにおいて第27回新春懇談会が開催されました。神戸YMCA生涯教育委員長、小西孝彦さんのご挨拶で開会し、広島YMCA常議員の守下昌輝さん(元広島YMCA副総主事)が被爆体験を原点とする広島YMCAの平和教育について講演、神戸大学院国際協力研究科のロニー・アレキサンダーさん(神戸YMCA国際活動委員)をコメンテーターに、集まったYMCA会員や関係者
人がともに「YMCAと平和教育」のテーマで学び合いました。
原点は、被爆の傷
守下さんは、原爆被災地である広島のYMCAが、戦後その深い傷跡の中からどのように平和へ向けてのアプローチをしてきたか、厖大な史料を読み込まれる中から時代区分を試み作成された資料をもとに、報告されました。
まず広島YMCAの平和教育は、初めて原子爆弾が落とされたまさにその瞬間が原点になっているという言葉が、聴衆に重く響きました。そして戦後の復興〜高度経済成長からバブル崩壊とその後、世界大では東西冷戦構造と核軍拡競争、南北格差の拡大、共産主義国家崩壊後の新秩序の中、グローバリゼーションの進行と同時に噴出するさまざまな民族間、宗教間のきしみの問題など、社会の動きと複雑にリンケージしながら、広島YMCAの平和教育は形を変えつつ重点課題を微妙に変遷させつつ展開されてきたことが語られました。
被爆地である広島でも、被爆体験とそこからの発信をいかに次世代に継承していくかが大きな課題となっていることも改めて知らされ、YMCAの若い人材 卒業生やボランティアリーダーOB・OGらとともに課題を共有していく作業とネットワークが、神戸や全国のYMCAにとっても今後ますます重要になるだろうことが実感されました。
コメンテーターのアレキサンダーさんは、別な視点から平和の課題を示されました。
「いのち」の論理と「力」の論理とをどう関連づけ「平和」を創り出していく論理にどうつなげるのか、教育の具体的方法を含めて考えていかなければならないこと。グローバルな視点での平和と同時に、個人レベルでも平和な関係を築くことがすべての基本であること。そこからさまざまなマイノリティ状況に追いやられている人々を含め、多様な人々が本当の自分を表現することのできる社会をいかに創るかが、平和のもうひとつの視点だと指摘されました。
グローバルに、ローカルに、また日常において平和を創り出す「人」がいかに大切かを、改めて浮き彫りにした懇談会となりました。 (文責:編集部)
広島YMCAの使命
私たちは、イエス・キリストが示された愛と奉仕の精神をもって、豊かに生きることをめざします。
そして、多くの青少年が、人や自然と出会い、異なった文化、多様な社会や価値観と出会うなかで、夢や希望、生きる力を培うことを願います。
私たちは、
1/2月号から引き続いて「平和教育の重要性」という視点からYMCAのミッションが果たすべき役割について考えてみたい。以下、神戸YMCA生涯教育委員長小西孝彦さんと、同総主事山口徹さん対談の続きを抄録。
フォーマル教育とインフォーマル教育について
小西 フォーマル教育とインフォーマル教育というふたつの教育について触れたいと思います。学校はフォーマル教育で、基礎学力を教える。対するにYMCAはインフォーマル教育。一番の違いは、教える側の態度です。フォーマル教育は、黒板を背景に子どもに相対し、問いかけも答えも教室の中にあるという教育です。ところがインフォーマル教育は、考える力を養う教育。そこでは正面からではなく、子どもの後ろにリーダーもしくはスタッフがいて、子どもが自分の体験を通して疑問に思ったり間違ったり発展させたり、というときに後ろから励ましたり、忠告をしたりして導いていく。そしてインフォーマル教育が、YMCAの使命です。それがYMCAの平和教育の要点ですね。
私は、平和教育はインフォーマル教育でないといけないと考えます。 %忘れるのが知識先行型のフォーマル教育ですが、インフォーマル教育での学びは %忘れない。体験先行型学習だからです。たとえば他人を愛すること、愛されることは、フォーマル教育ではできません。インフォーマル教育における具体的体験の背後で、これが大事なのだよ、と言うこと、それを通して子どもの体験をより深いものにしていくのです。
山口 いま、フォーマル教育を認め、インフォーマル教育の必然性を認めながら、そのバランスを取ることが求められているように思いますが、どうも日本の教育は詰め込み教育が長すぎたのではないでしょうか。
小西 戦後 年間、世界に追いつき追い越せ、経済成長のために詰め込み教育で日本は来て、一応それは成功した。ただ今後を考えると、このままでは子どもも先生も不幸になるだけでしょう。現象として不登校、自殺、クラス崩壊などがありますが、兵庫県では5年生の %がクラス崩壊している。今までのままでは不幸になるという証明ですね。
山口 インフォーマル教育の教育効果は目に見えないため、どうしてもフォーマル教育が優先になる。しかしインフォーマル教育の価値を優先することをしないと、苦しむ子どもがますます増えるのではないか、と思います。フォーマル教育者とインフォーマル教育者との接点をどう作るか、が今後の焦点になるのでは。そして新しい教育をそこから模索していければ、と考えます。
小西 フォーマル教育者がインフォーマル教育をやるときの問題もある。今年4月からの学校改革は、学校で総合的な学習=インフォーマル教育をやろうという。
山口 学校では、先生は答えを持っているもの、というある種の絶対視が今でもある。しかし、体験学習の中では、先生が知らない、分からない事態も起こります。それをどう考えるのか。
小西 YMCA、インフォーマル教育では、教室の外の、子どもの興味があることをやろう。ただし、それには、後ろからサジェスチョンするスタッフなりリーダーなりが必要で、知識ではなく、考え方、一緒に考えていこうとする態度などがその資質ではないでしょうか。
平和と宗教の問題
小西 最後にどうしても触れておかなければならないのが、平和と宗教の問題です。
私たちは、テロの問題からイスラムに関心を持つようになりました。世界にイスラムの信者は、 億人。キリスト教は約 億人です。同じユダヤ教を源流に持つとはいえ、このふたつの立場はずい分違うわけです。そこにイスラム教とキリスト教との対立を、テロという問題を通じて提起された。これを宗教戦争にしてはいけない。そこで、私たちがどのような態度を子どもたちに教えていくのか、ということが大事になるでしょう。
これからの青年は国内で働くのは僅か。多くは海外に出て行って働かざるを得ない状況になってきているのです。国内で仕事がなく、海外でという。そこで初めてぶつかるのが宗教の壁なのです。
動物には宗教がない。だから極端に言えば、宗教のない人は人間ではない、というのが欧米の概念です。片やイスラムの国では、宗教をもたない人はイスラムを否定する人という考え方をされる。今後は無宗教では生きられない世界に青年たちは出て行くわけです。そこでYMCAはどういう宗教教育をするのか。
これからは宗教と平和が重なっていく時代だと思いますよ。今、本屋で一番売れているのは、イスラム関連の本です。関心は高い。我々が平和教育を進めるときに宗教の問題は避けられないということを、現実に突きつけられたわけですね。
山口 震災前から他宗教との対話ということを言い始め、大震災のときに人間の尊厳、いのちの尊厳を突き詰めていくと、6432人が死んだというトータルで見るのでなく、1人ひとりの死があり、その周りの人たちなど、1つひとつがどうなのかを見ていかないといけない。それは宗教と結びついていきますし、牧師や僧侶とも考え合っていくべきテーマです。
YMCAはスモールグループを標榜しています。密なコミュニケーションを通し、1人ひとりのことを考えていけるかどうか、そこには限界もあることにどう気づくか。その限界性も、根源的に宗教性に立ち戻る。
余島でほっとします。さらに神や自然との関係を気づくことができるか、それは技術やノウハウではなく、その中で私が生き、生かされていると証しすることしかない。日本のYMCAとして言えば「愛と奉仕の生き方」を実践する。そのことの中で気づいてもらう土台、原点に立ちうるかどうかがYMCAの働き人―スタッフに問われている面が大変大きいと思う。
小西 私は宗教というのは具体的なものだと思うのですね。四国遍路の編み笠に1人であっても「同行2人」と書いてあります。1人で歩いていても、実は隣にお大師さんがいるのだと。これが人間の弱さに対して人間が強くなっていく真実だと思います。キリスト教にも、隣人愛という思想がある。
実は平和も宗教も、山口さんもおっしゃる通り対話であると同時に「あなたは何者か?」という自分への問いかけ、すなわち主体の問題でもあるわけです。答えようとするときに、人間は頼りない。頼りないから、キリスト教も仏教も、同行2人というところに着目することが大切だと思うわけです。
YMCAがそれらを子どもたちに気づかせることができるか、私は実は分からない、しかしそれでもやはり大事なのだと思うのです。分からないが、聖書の中に答えがあるはずだと信じるのが、私の信仰。皆が探し求めているはず。心から信じている人も、そうでない人もいると思うが、自分1人で生きられない。そして常に求め続けていることが、宗教の意味でしょう。
山口 旧新約聖書の中に「平和」という文字が196回出てきます。テロ事件を通じて、多くの牧師が引用した箇所があります。箴言の6章「主の〜中略〜心からいとわれるものが7つある。おごり高ぶる目、嘘をつく舌、罪もない人の血を流す手、悪巧みを耕す心、悪事へと急いで走る足、欺いて発言する者、嘘をつく証人、兄弟の間に諍いを起こさせる者」これを人間はいろいろやっている。「正義が創りだすものは平和であり、正義が生み出すものはとこしえに安らかな信頼である」(イザヤ書)という言葉もあります。
聖書は安心できるいいことばかりではなく、チャレンジ的である、すべてにおいて。イエスが私たちの罪のために十字架につけられたということに焦点を合わすと、私たちの日常は、いろんな意味でチャレンジを与えられていると。「およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせる」という言葉があるということは、日常的にはいろんなチャレンジが与えられているが、最終的には平和という義を与えられるという信仰を、いかに持ちうるか、ということだと思うのです。
震災のときにもそうだったように、なぜこんなことが?とか、なぜ私に?という問いが、日々、浮かんできますが、自分を問われ続け、問い続ける神や人との対話の中から答えを探し求めるしかないし、平和はどこかにあるパラダイスではなくて、そうした平和を創ろうとする過程の中にあると思うのです。
パレスチナの子どもの神さまへのてがみ
かみさま
あなたのひこうきが
まいにちやってきます
きのうもぼくたちのテントに
ばくだんをおとしていきました
ぼくははしっていわかげにかくれました
わらってわらってわらいました
かみさま
いつもたべものをさがすごみばこをどこへもってっちゃたの
はやくかえしてね おねがい
かみさま
ぼくたちのもちものはぜんぶておしぐるまにおさまります
おとうさんがおしてゆきます
たすけてよ かみさま
ねえかみさま
かあちゃんはいつか
むかしのうちへかえるといいます
ぼくはじぶんのへやにねて
ともだちとあそべるんだ
ほんとにそんなひがくるかしら
かみさま
おねがい せんそうをやめさせて
かみさま
ぼくたちはまだきぼうをもっています
『神戸YMCAリーダー募集』の貼り紙を関西学院大学社会学部の掲示板に見出したのは、1962年4月入学間もない時でした。学部内での説明会に出席し、その時初めて青少年団体であるYMCAの働きの一端を知ったのでした。早速、翌土曜日の午後、中山手会館を初めて訪ねました。子どもたちが「リーダー!リーダー!」と私の側に走ってくるではないですか。以後、リーダートレーニングなるものを受講しました。今井鎮雄主任主事、武田建さん、その他主事さんによる講義は私にとって極めて爽やかなものでした。
4年間の少年部リーダー・キャンプリーダーの経験は理論と実践を交互に学ぶ絶好の場でした。 「彼がYMCAにて奉仕したいと申し出てきましたが、教会員の皆さんはそのことをご承知の上、お支えいただけるのですね?」とは、当時の今井総主事が私の所属する教会の小池文雄牧師に尋ねられた言葉です。「勿論です。」と答えて下さる牧師に続いて、「では、君は教会から遣わされてYMCAで証し人としてその働きを十二分になして下さい」と。牧師の感謝と激励の祈りをもって奉職面談が終了しました。YMCAと出合って以来、YMCAの働き人として丁度40年の月日が流れました。
何をなし得たかはよくわかりませんが、すべては神様がご存じあると信じていたいし、今後も神の業を続けてゆきたい。
余島50周年に際し、"余島が大切にしてきたこと"をもう一度考えたい、そして余島のことをもっと知ってほしいということでこのコ−ナ−が始まりました。今回で16回、余島発行の"よしまからあなたへ"の巻頭の文章を書いていただいた16人の方々に登場いただきました。
今回は"よしまからあなたへ"第100号記念特集(1995年7月発行)に掲載された現在、神戸YMCA副総主事、余島野外活動センタ−所長の近江岸氏の文章です。
余島は 年目の夏を迎えようとしている。その年月の中に重要な意味があるのを知ったのは 年前であった。民主的な生活を体験する「長期少年キャンプ」、ハンディキャンプを持つ子どもたちのための「肢体不自由児キャンプ」、運動をすることの楽しさを伝えた「体育の苦手な子どものためのキャンプ」、帰国子女の社会化を課題としてできた「国際キャンプ」、子どもたちの海に対するあこがれをより積極的に取り入れた「セーリングキャンプ」。
またキャンプだけでなく、近年の参加者の低年齢化や泊数の短さに、今までの指導法を問い直し、グループでの体験はもちろんのこと、より個人を対象とした指導法への変化もあった。そしてプログラムも同じく大きく変化してきた。レクリエーション期、教育性を強調し、社会化のプロセスを強調した変遷から、地球大の環境に焦点をあてたプログラムへの変化。自らの環境(自然、隣人、自分の心と体)の中で調和よく生き、生かされている自分であることを自らが知っていく、自らが気づいていく自立への歩みを中心とした価値教育・・。まだまだあるだろう。しかし大切なことは、歴史は変遷ではなくて、キャンプという手段がさまざまな課題に効果的であり、可能性を無限に広げてきたこと、そしていつも時代のニードに答えてきたことにある。
大きな歴史のポイントは 年前の「余島センター」の建設であった(1977年開設)。これからくるだろう余暇社会に合わせてつくられた「余島センター」。あいにく日本の社会にこれからくるだろう余暇社会はなかなか姿をみせない。「これは待っていてもダメ!」と、椅子から立ち上がった余島所長1年目をまだ覚えている。
「余島からの発信、そして啓発」これが余島と私に課せられた使命と感じた時に余島がやさしく、重く、強いものに見えてきた。YMCAがここにある。日本の社会や世界の人々へYMCAが大切にしてきたことを、そしてこれから大切にしていかなければならないことを発信できる島でありつづけたい。
このコーナーは、今回を持ちまして終了させていただきます。今後とも余島キャンプ、センターをご支援いただきますようよろしくお願いします。
神戸YMCA復興募金
メイプルルーム朝倉、社交ダンスクラブ、私立捜真小学校、山崎往夫、神戸YMCAベルクワイアー
土屋喜久子、学園都市ワイズメンズクラブ、黒田悦子、堀洋元
2001年12月11日〜2002年2月20日(敬称略、順不同)
余島50周年記念募金
野田底吾、觜本郁・かず子、秋山紀史、石坂哲朗・和子・安、三浦克文、橋本照夫・恵里子、余島年末年始ファミリーパーティー参加者有志、鍵政紘一、熊谷親啓、酒井哲雄、余島50周年特別委員会有志2001年12月11日〜2002年2月13日(敬称略、順不同)
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