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- YMCA幼稚園について
Young Men's Christian Associationの略で、キリスト教青年会と訳されます。1844年にロンドンで誕生し、現在では世界125の国と地域に広がり、国連のNGO(非政府団体)の一員として、国際協力、難民救済などでも活躍しています。キリスト教精神に基づき、交わりと協力とにより奉仕の精神を養い、すべての人びとのSpirit・Mind・Body(精神・知性・身体)の調和のとれた発達をはかり、民主的社会の発展と世界平和に寄与する目的をもって活動する国際的な非営利・公益団体です。神戸YMCAは、これらの働きを神戸(兵庫)の地で行なうべく、1886年(明治19)に創設されました。公益財団法人神戸YMCA、学校法人神戸YMCA学園、社会福祉法人神戸YMCA福祉会が認可を受けて様々な活動に取り組んでいます。
1973年に高倉台団地の完成に合わせて設置されました。YMCAの赤三角形のマークにあらわされた精神(知育・徳育・体育)を幼稚園のモットーとし、キリスト教精神の「自分自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」という聖書の教えに基づいて保育が行われています。
開園時から、「運動遊び」を保育の中にとり入れて体力作りに力を注ぎ、そして、幼稚園の時期だけではなく、小学生になってからも各種スポーツや野外活動などを行うことができるように、YMCAの専門指導者が教諭と共に、その指導にあたっています。
YMCAの正章の正三角形に表されたように、「優しい心」「健やかな体」「強い意志」を持った人間として成長することを願っています。
友だちと遊ぶなかで、子どもは自分と他者との違いを知っていくことでしょう。たくさんのぶつかりあいや葛藤を通して、悩み、考え、やがて理解し合い、“共に生きる”ことを学んでいきます。認め合い、力を合わせることの楽しさ、喜びを味わうまでの“道すじ”を大切に考えています。
子どもが夢中になって、いきいきと遊ぶことは、“生きる力”に大いにつながります。工夫したり、悩んだり、納得するまで繰り返すなかで、思考力や想像力、そして、“意志”が育まれます。ですから、好奇心や探求心を大切に受けとめ、子どもと共に心を動かす保育をしていきたいと願っています。
自然の美しさや不思議さに気づき、その恵みに感謝する心を育みます。けれども、世界に目を向けるとき、現実に人と自然の関係や、国と国との関係に多くの課題があります。人と自然との調和、世界の平和に私たちがどう貢献できるのか、共に祈り、考え、やがて行動できる人になりたいと思います。
1.キリスト教精神に基づいて、神に愛され、守られていることの喜びを他の人に伝え、分かち合う心が育つよう、日々の保育を行います。
2.年齢に応じた“体育あそび”や“園外保育”を保育の一環として積極的に取り入れ、
基礎体づくりに力をいれます。
3.ひとり一人違う賜物を持った子どもたちが、自由に生き生きと遊びに取り組み自分で判断し、
やり抜く力が育つよう、コーナー保育など、保育環境を工夫しています。
4.世界的な組織を持つYMCAのひとつとして、諸外国の人々との交流や応援、協力をしていきます。
住所 : 神戸市須磨区高倉台4-12
電話 : (078)732-3542 FAX : (078)734-0585
創立 : 1961年4月
園長 : 山田 浩介