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「保健室と子どもたち」と題し、関西学院大学人間福祉学部非常勤講師の服部紀代さんにお話いただきました。昨今、保健室はかぜなどによる発熱時に休むところ、運動中のケガを治療するところといった意味合いよりも、さまざまな事情で居場所を求める子どもたちが行き着くところとなっています。また、問題を抱えた生徒に向き合う服部さんの姿勢は、居場所を求めて保健室に行き着いた理由や経緯に目を向けて、そこに直接アプローチをしていくのではなく、まずは子ども一人ひとりが心の中に不安や怒りといった感情を持っているということを受け止め、まずは傾聴に徹するというものでした。
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