神戸青年

 神戸青年 2008.4月号 目次

  1. 「ユースプラザKOBE・EASTオープン!」
  2. 〜維持会員増強月間報告〜 神戸YMCAを支える仲間を増やしましょう
  3. 神戸YMCA創立記念日礼拝
  4. 省察
  5. PHOTO TOPICS

1. 「ユースプラザKOBE・EASTオープン!」

ユースプラザKOBE・EASTは神戸市の「青少年の居場所づくり(中高生活動拠点整備事業)」の一環として生まれた青少年健全育成のためのコミュニケーションスペースで、この度神戸YMCAが神戸市よりその運営主体として選定されました。 中高生を中心とした青少年が、学校や家庭以外の場所で気軽に立ち寄れ、仲間づくりや自分たちのやりたいことにチャレンジできるように阪神御影駅前の商業施設(「御影クラッセ」)の4階に、神戸市東部の本格的拠点として設置されました。 約730uの広いスペース内にフリースペース(無料)や音楽スタジオ・サークル室・多目的室(有料)などがあります。 中高生の活動拠点としての利用が優先されますが、一般の方々にもご利用いただけます。また、中高生を対象にした「御影探検隊」「ゴスペル」「異文化交流」やご高齢の方を対象とした「転倒予防講習」、お母さん方を対象にした「子育て支援講座」などのプログラム(有料)、また折々に「夏祭り」や「中高生によるフリーマーケット」など多彩な催しを計画中です。 同時に、運営にご協力いただけるボランティアを募集予定です。
多様な人がくつろげるフリースペース バンド練習ができるスタジオは2室あります

【開館時間】午前10時〜午後9時(フリースペースは午後8時まで)
【休館日】毎月第1火曜日、年末年始(12/29〜1/3)、施設点検日(2月中旬)
電話:078(891)8222 FAX:078(891)8223

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2. 〜維持会員増強月間報告〜 神戸YMCAを支える仲間を増やしましょう

大好評のコンサート
私たちの神戸キリスト教青年会では、よりYMCA運動を活性化するために維持会員の増強を掲げています。 具体的には数値を次のように設定し、会員活動委員会のリーダーシップの下、様々な取組を行っています。
《2011年維持会員数 1000名》
この維持会員増強については、神戸キリスト教青年会2008年度全体方針(3月10日第4回常議員会にて決議)にも掲げられ、 今年度私たちが取組むべき目標としても位置づけられています。
これらの目標への取組として、2008年2月に「Yサポーターウエルカムキャンペーン〜2008年度維持会員募集月間〜」を開催しました。 このキャンペーンでは強化月間中に、50名の増員目標を掲げ取組をスタートしました。その結果、期間中32名の登録をいただくことができました。
今回の強化月間では、「現維持会員からの紹介を促す」こととして会費の払い込み用紙を兼ね備えたリーフレットの作成、配布、 及び一般の方々に神戸YMCAに気軽に足を運んでいただくためのイベントプログラム「ワンコイン・コンサート」を実施しました。 更にはこの機会に神戸YMCAの様々な活動内容を記録したDVDを作成、午餐会で活用する試みも行いました。
これらの甲斐あって、コンサートでは楽しかったという満足された感想を多くいただき、更に、コンサートをきっかけにご登録された方もおられました。
一方、今回の取組への評価としては、目標人数に至らなかったこと、その要因として事前PR期間に不足はなかったか、YMCA運動を支える維持会員の役割について発信を強化していく必要があるのでは、等々が考えられます。
今後も2011年の1000名達成を目標に取組んでゆきますので、多くの方の関心とご紹介、登録をお願いいたします。

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3. 神戸YMCA創立記念日礼拝

神戸YMCAは、1886年5月8日に諏訪山にあった紅葉館で発会式をあげ、この5月には121周年を迎えます。創立記念日にあたって、記念礼拝をもち、創立当時の指導者達の志をあらためて思い起こすと同時に、未来に向かって、私たちの志を確認したいものです。

メッセージ: 「神のなされることは皆、その時にかなって美しい」
前 田 次 郎 氏 (八代学院理事長・日本聖公会司祭)
日時: 5 月 8 日(木) 午後6時30分 〜 8時
プログラム: タイワークキャンプ報告
神戸YMCA混声合唱団 くさぶえによる合唱 他
場所: 神戸YMCAチャペル
問合: TEL(078)241-7201

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4. 省察

『先見性』―これは、私が新たな仕事の取組みを考える上で最も大事にしているキーワードです。この事業は先見性が有るか無いか。これは言い換えれば、今は「未常識」であるが、未来は常識化され普遍的となる物=世の中のニーズに適合している物かどうか◆今は「未常識」でも、大きな可能性を内在させた未来に賭ける事は大きな勇気と決断が必要です。しかし、かつて時代を切り開き、世の中を前進させてきた偉人達に学ぶべき事は、少数派である事を恐れず、誹謗中傷も厭わず、自己の先見力を信じ、突き進んできた勇気と行動であると思います◆私がYMCAでのボランティア活動時に、YMCAが敗戦後の復興すら儘ならない時代から、当時の青少年教育に一石を投じ、来るべき時代を予測し、揺ぎ無い理念の下、理想的な青少年教育のあり方を誘引してきた先駆的存在であったとの話を聞き、深い感銘を受けた記憶があります◆今、日本のウェルネスや生涯教育の理念・手法において、時代が漸くYMCAのそれに追いついてきたようにも思えます。しかし同時に、それらの分野において、押し寄せる追随者の波に飲み込まれる事なく、変わらぬ理念を貫きながらも、激変する社会環境の中で自己変革を恐れず、常に時代のパイオニアとして挑戦し続けるYMCAであってほしいと思います。 (鵜丹谷 剛)


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5. PHOTO TOPICS

2/11〜4/1 専門学校インターナショナル コミュニケーション学科生が、アメリカ・シアトルYMCAでインターンシッププログラムに参加しました。 2/23-24 第11回中・西日本YMCAユースバスケットボール大会が兵庫県立総合体育会館で行われ、三宮チームが優勝しました。 3/5 留学生の「第12回日本語スピーチコンテスト」(神戸YMCA・神戸YWCA共催、神戸市・兵庫県・神戸新聞社後援)が開催されました。 3/14 専門学校で卒業式が挙行され、「専門士」の称号授与が行われ、多くの若者が希望に満ちてYMCAを巣立ちました。

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