神戸青年

 神戸青年 2007.4月号 目次

  1. イースター・メッセージ 「いのちのかけら」
  2. イースター早天礼拝のご案内
  3. 神戸YMCA創立記念日礼拝
  4. 第16回 チャリティーゴルフ大会
  5. 神戸YMCAカウンセリングルーム
  6. 省察
  7. 感謝
  8. PHOTO TOPICS

1. イースター・メッセージ 「いのちのかけら」を捜して
日本キリスト教団 東神戸教会 牧師 川上 盾

 僕には昔から「人は死んだら終わりや。もうその人には二度と会えへんのや・・・」という冷たい感覚があります。3歳の時に母親を病気で亡くしたという体験が、たぶんそんな心を育てたのでしょう。だから僕にとって、イエス・キリストの復活をどうとらえるかというのは、大きな課題でした。一方で「肉体の復活などあり得ない」と思っている自分がいます。しかし聖書は高らかに復活の喜びを告げ知らせます。その間にはさまれて毎年迎えるイースターにメッセージを語ることは、なかなか簡単ではありません。
  しかし、ずい分年齢を重ねてから、生前の母を知る人に出会う機会が何回かありました。高齢になられた方々が、それぞれの思い出の中で、いきいきと生きた生前の母の姿を語ってくださいました。その話を聞いていて、亡き母の「いのちのかけら」を抱きながら生きてくださった人がいたことを知りました。この人たちの心の中で、母はまだ生きているのではないか。「もう会えないけど、生きている」そんないのちのつながりがあるのではないか、ということを教えられました。
  イエスの亡きがらを葬ろうと墓を訪れた女たちの前に、ひとりの若者(天使?)が現れてイエスの復活を告げ、こう言いました。「あの方はあなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われていたとおり、そこでお目にかかれる」。「ガリラヤ」― それはイエスが生まれ、長い間暮らした故郷です。中央のエルサレムから見れば「辺境の地」、いろんな意味で低く見られていた地域です。しかしそこには、生前のイエスに出会い、その教え・その言葉を聞いて、「生きる喜び」を取り戻した多くの人たちがいる。その人たちの中に、イエスの「いのちのかけら」は今も宿っている。若者はそう語りかけるのです。「ガリラヤ」とは遠い場所ではありません。イエスの「いのちのかけら」が宿るところ、それが私たちにとっての「ガリラヤ」だと思うのです。

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2. イースター早天礼拝のご案内

「他者のための命を生きる」
奨励: 白井 進 牧師 (日本基督教団 神戸栄光教会)
日時: 2007年4月8日(日)午前7時〜8時15分
場所: 神戸東遊園地(市役所南側)
(雨天時 神戸YMCAチャペル)
午前6時15分決定
問合せTEL (078) 241-7201
親睦会: いもがゆ 交歓会
主催: 神戸YMCA・神戸YWCA
問合: Tel 078-241-7201
※教派を問いません。どなたでもお越しください。

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3. 神戸YMCA創立記念日礼拝

神戸YMCAは、1886年5月8日に諏訪山にあった紅葉館で発会式をあげ、この5月には121周年を迎えます。創立記念日にあたって、記念礼拝をもち、創立当時の指導者達の志をあらためて思い起こすと同時に、未来に向かって、私たちの志を確認したいものです。

メッセージ: 「呼び集められて」 西 村 耕 氏
(学校法人大阪女学院 前院長 財団法人大阪YMCA 前理事長)
日時: 5 月 8 日(火) 午後6時30分 〜 8時
プログラム: タイワークキャンプ報告
神戸YMCA混声合唱団 くさぶえによる合唱 他
場所: 神戸YMCAチャペル
問合: TEL(078)241-7201

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4. 第16回 チャリティーゴルフ大会

月 日: 4月25日(水)
場 所: 千刈カンツリー倶楽部
会 費: 一人20,000円
*定員になり次第、締め切ります。
お申込み
・お問合:
神戸YMCAカレッジ
担当〈豊田・井上〉
T E L : (078) 241-7203
F A X : (078) 241-3619

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5. 神戸YMCAカウンセリングルーム

開室時間: 木曜日 午前10時〜午後5時(予約制)
休日祭日・年末年始・学会出張時等を除く
相談料: 1回(50分) 5,250円
YMCA会員およびその保護者の方は初回のみ2,625円
場所: 三宮YMCAまたは西神戸YMCA(学園都市)
問合せ: 神戸YMCA カウンセリングルーム
TEL (078) 241-7249
神戸市中央区加納町2丁目7-15
sodan@kobeymca.or.jp
*お気軽にお問い合わせください。

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6. 省察

最近、こんな言葉が私の心の中に浮かんだ。それは「仲間」。身の回りでは、よく使われる言葉かもしれないが、日常自分で使うことはあまりない◆私は、YMCAで国際ボランティアリーダー会のボランティアとして活動を続けている。早や4年。当初は、必ずしも確固たる意志をもって活動に参加したわけではない。しかし、ボランティアの活動を通じて、いろいろな人と出逢い、いろいろな経験をするなかで、様々な想いが自分を動かすようになった。2年前に社会人になったうえ、飽き性(?)な私がここまで続けることができているのは、何よりメンバーの力が大きい◆そしてある変化が私の中に訪れた。「仲間がいる」という心強さだ。振り返ると、活動ありきの考えが強かったように思うが、しっかりメンバーの一人ひとりと向き合い、活動したいという気持ちが現れた。そして、そうした自分をしっかり受け止めてくれる「仲間」がいることに改めて気付いたのだ◆5年目を迎える活動、新しい「仲間」を迎え、気持ちも新たに楽しく、深い活動をみなと目指していきたい。 (森 恭子)


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7. 感 謝

(以下、敬称略順不同)
【賛助会会費】エム・シーシー食品株式会社
【寄付金】神戸ポートワイズメンズクラブ
(2007年2月21日〜3月20日)


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8. PHOTO TOPICS

2/22〜3/12、専門学校フィットネス&スポーツ学科生が、オーストラリアでライフセービング実習を行いました。
3/7、留学生の「日本語スピーチコンテスト」(神戸YMCA・神戸YWCA共催、神戸市・兵庫県・神戸新聞社後援)が開催されました。
3/10、チャリティー「わいわいコンサート」が催され、楽しくわいわい一緒に歌った収益金は、YMCA国際協力募金に捧げられました。
3/15、専門学校で卒業式が挙行され、多くの若者が希望に満ちてYMCAを巣立ちました。
3/18、神戸・大阪土佐堀・大阪東の3YMCA合同で、「体操交流会」が催されました。子どもたちは、日頃の練習の成果を発表し合い同時に交流を楽しんでいました。
3/22、高等学院三期生の卒業式が行われました。全員元気一杯、喜びの晴れ姿をご覧ください。
3/22、東ティモールYMCA活動報告会日本YMCA同盟から現地派遣されている石橋英樹さんから、報告を聞きました。

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