神戸YMCA国際協力募金の使われ方
A.日本YMCA同盟を通して
1、難民支援事業
パレスチナ・アフガン難民への支援と、地域の平和構築運動に尽力する
現地YMCAに対し、長期展望をもった協力を行っています。
2、啓発・国際教育事業
国内への、さまざまな啓発活動や国際教育、指導者養成のための事業を
行っています。
B−1.神戸YMCAの国際協力(海外事業)
1、北タイにおける農村地域開発事業
貧困な農村を舞台に、村民主体・「ひと」中心の地域開発プロジェクトが
推進され、日・タイ・米・ラオス4カ国の若者がそれを手伝います。これを
「第24回タイワークキャンプ」と称し(07年3月)参加者を募っています。
2、北タイ農村におけるエイズ・プロジェクト
都市から農村へHIV/エイズは広がり、故郷で居場所を失ったエイズ
孤児は都市部へ流れる−この負の連鎖を絶つために、農村部での性教育、
人権教育、エイズ家庭支援などのエイズ・プロジェクトを推進します。
3、チェンマイYMCAへのユースボランティア派遣
1、2、で行われる事業はじめ、北タイ農村地域でのさまざまな活動に
協力しつつ、神戸YMCAとの連携を助ける働きをにないます。
B−2.神戸YMCAの国際協力事業(地域事業)
1、地域に住む就学生への奨学金
留学生にくらべ支援・補償制度が十分でなく、日本でさまざまな困難に
直面するアジア各国からの「就学生」に奨学金を贈っています。
2、国際教育(グローバル教育/開発教育/平和教育)の推進
貧困と開発、多文化と人権、平和と暴力、環境と共生などグローバル/
ローカルな課題を地域市民と共に学ぶ場を、他NGO/GOと連携して、
創出します。
3、リーダーシップ養成
グローバル/ローカルな課題を見つめ行動するスタッフ、ボランティア
など担い手の養成につとめます。
C.災害被災地への支援
1、災害(天災/戦災)時の緊急支援事業
現地YMCAやNGOを通じて速やかに情報を収集し、現地の主体性を
尊重した、緊急救援活動や短期の復興支援活動を展開します。
2、災害後の中長期にわたる復興支援事業
もっとも重要な現地の意向を汲みながら、中長期展望から必要とされる
「ひと」中心の復興をサポートしています。
D.事務局経費
上記事業を遂行するため、全募金額の15%を上限に、事務局経費として
活用させていただきます。
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