神戸青年

 神戸青年 2004.7・8月号 目次

  1. 定期総会開催される
  2. 宝塚センター移転のお知らせ
  3. 第10回チャリティーゴルフ
  4. 省察(松本越生)
  5. ありがとう YMCA国際協力募金
  6. ソナタ 奏鳴曲 No.13 「風になって」総主事 水野雄二
  7. ワイズメンズクラブ六甲部通信
  8. ★シリーズ★ 親子であそぼう!
  9. ☆VOICE★ボイス☆ 海と風とヨットを愛して50年
  10. キャラクターディベロプメントシリーズ8
  11. YMCAのカウンセリングルームをご存じですか?
  12. 受賞おめでとうございます
  13. PHOTO TOPICS
  14. 個人消息

1. 定期総会開催される

 5月28日、財団法人神戸キリスト教青年会(神戸YMCA)の2004年度定期総会が開催されました。

 武田理事長が議長となり、点呼の結果出席者数100名、委任状による出席者239名、計339名で総会成立を宣言し、議事に入りました。
 第1号議案、2003年度事業報告および収支決算報告が水野総主事よりあり、特にボランティアの活躍が顕著であったことが、そして2年連続で単年度収支均衡の決算となったことが感謝をもって報告されました。
 また特に多くの募金が国際協力募金、チャリティーラン、チャリティーゴルフ、宝塚YMCA、余島 周年記念募金などに捧げられたことが報告されました。
 引き続き第2号議案の2004年度事業方針計画と収支予算においては、財政再建のよりいっそうの推進、さらに来る2011年(神戸YMCA125周年)へ向け、グランドデザインを基礎に、新しい会員の獲得とボランティアの養成に力を注ぎ、新しいコミュニティ創出へのアプローチ特にファミリーをとらえたアプローチを行うことなどが承認されました。
 第3号議案、役員の選任では役員候補推薦委員会から推薦された新理事候補5名及び新監事候補2名が選任され、退任する大崎英一、藤村洋、佐野信三各理事に感謝の拍手が送られました。休憩後今回、名誉主事として山口徹さんが推挙されたことが報告されました。また、神戸YMCAボランティア奨励賞として宝塚センターボランティアの皆さん、中島紀厚さん、草野修さん、山本光央さん、阪本伸彦さん、上原千晶さん、前田奈美さんが選ばれ、授与式が行われました。
 会員が総会運営を担って臨む3回目となった今年も、神戸YMCAの会員である誇りと責任感、楽しさにみちた総会となりました。いのちが光り輝くことを、ますます祈り求めていく神戸YMCAの今後に、皆様のご指導、ご協力をお願いいたします。

新理事紹介  新理事は5名、任期は3年です。

氏名(敬称略) 阿部 恩 (あべ・めぐみ)
所属教会 日本基督教団神戸教会
勤務先 頌栄短期大学
YMCAでの役割 キリスト教使命委員

氏名(敬称略) 大塚章信(おおつか・あきのぶ)
所属教会 日本イエス・キリスト教団神戸中央教会
勤務先 (株)坂本工業所
YMCAでの役割 中央・北部地域委員

氏名(敬称略) 清水泰人(しみず・やすと)
所属教会 日本基督教団神戸栄光教会
勤務先 (株)シミズテック
YMCAでの役割 評議員、西部地域委員

氏名(敬称略) 山形謙二(やまがた・けんじ)
所属教会 セブンスデーアドベンチスト神戸有野台教会
勤務先 神戸アドベンチスト病院
YMCAでの役割 評議員、中央・北部地域委員

氏名(敬称略) 山口政紀(やまぐち・まさのり)
所属教会 日本基督教団東神戸教会
勤務先 オリジン電気商事(株)
YMCAでの役割 総務委員

監事紹介

氏名(敬称略) 加茂周治(かも・しゅうじ)
所属教会 キリスト兄弟団神戸教会
勤務先 神友産業(株)
YMCAでの役割 西部地域委員

氏名(敬称略) 吉田 明(よしだ・あきら)
所属教会 日本基督教団宝塚教会
YMCAでの役割 ファンド委員

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2. 宝塚センター移転のお知らせ

宝塚センター移転のお知らせ

新住所)宝塚市売布4丁目1番12号メゾンドムール303(3階)
阪急宝塚線売布神社駅前北側すぐ
新電話番号) 0797-87-0288


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3. 第10回チャリティーゴルフ

 4月27日、第10回神戸YMCAチャリティーゴルフが千刈カンツリー倶楽部で行われました。過去9大会の参加者は40〜80名でしたが、今回は第10回記念大会ということで、実行委員の方を中心に「100名参加」を目標に準備を重ね、その努力の結果、目標を大きく上回る134名ものお申し込みを頂きました。
 当日はあいにく台風を思わせる強風と大雨で、数名がキャンセルされたものの、約100名の方が全身ずぶ濡れになりながら最後までプレイされました。
 表彰式では、この大会のチャリティー目的である「青少年指導者育成」の内容を一同がよりよく理解するため、三田YMCAに所属するユースリーダーが駆けつけてその活動紹介をしてくださいました。そしてユースリーダーの歌唱指導の下、参加者全員でキャンプソングを合唱するというYMCAらしいゴルフコンペの表彰式になりました。参加者の中には武田寿子理事長、武田建千刈カンツリー倶楽部理事長、山口政紀理事をはじめ、20名近いユースリーダーOB・OGの方が、若き日を懐かしみながら、後輩リーダー達を温かい目で見ていらっしゃった場面が印象的でした。
 最後に今大会の収益金約75万円が、中島紀厚実行委員長から武田理事長に青少年指導者育成基金として捧げられました。
 次回は10月5日(火)美奈木ゴルフ倶楽部で開催いたします。多くの方がゴルフに参加くださり、YMCA活動をご支援くださいますよう、そしてYMCAの会員としてもお加わりいただけることを願っております。

 感 謝
  第10回チャリティーゴルフ 4月27日
青山宏、足立康幸、飯沼秀樹、池田忠信、石井良昌、石岡健、石原雅文、市原法雄、今岡彬、岩田健司、岩田洋子、岩田晃三、植浦章夫、牛尾元信、宇治田恭子、浦川宗樹、榎本弘道、塩谷秀樹、大島以知彦、大塚鉄也、大平悦子、小笠原美根、奥平宗近、尾崎伸、尾崎治孝、長内建佑、尾上尚司、嘉納洋、嘉納忠夫、神谷冨久司、北幸男、木田猛、木村正紀、功力正士、熊谷郁子、熊谷親啓、栗山佳三、黒崎敬三、小谷哲也、後藤哲児、小林勝、米谷収、斎藤要、坂口武司、坂本州範、櫻井明、佐渡島靖子、澤田俊一、澤山八郎、芝川英美子、島田恒、清水正也、高津茂、武内浩子、武内利夫、武田建、武田寿子、竹増信吾、多胡葉子、立野知津子、田中博、谷本勝、谷本孝延、民谷清、佃治子、遠近芳紀、都丸あかね、富田匂、豊田伸、中尾英輔、中尾信彦、長岡作茂、中川博嗣、中久木康弘、長澤智子、中島貴美子、中島紀厚、中西克之、中根禮子、長久肇、中牧宏守、中村香司、中山基宏、仁科拓巳、二宮英喜、則岡弘士、橋本一豊、橋本正晴、秦嘉彦、M浩一、浜崎正三、濱崎茂、濱瀬英彦、M瀬眞知子、濱藤譲治郎、林孝行、原口信子、広瀬一雄、藤井孝子、藤井良治、藤崎照美、古川於兎彦、細谷邦治、細松洋允、本野彰穂、松下直樹、松村恵子、松本良太、水野雄二、宮垣守、村上旭、谷津基之、安行英文、柳川公子、山内信三、山川暉雄、山口卓、山口政紀、山路正明、山名啓之、山本和弘、山本克己、山本常雄、山本高史、山本良子、吉川直成、吉田麟太郎、吉田恵美、吉田量、吉永衂子、吉原尚美、米田准三、若林成章、若林和彦、和田貞雄、和田智子
(敬称略)


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4. 省察

「ウエルネス」という言葉が一般的に使われるようになってもう随分になりますが、当初はその解釈をめぐっていろいろな意見がありました◆WHOが1946年に発表した健康の定義には「身体的、精神的かつ社会的に良好な状態・・」と訳されるものでwellーbeingと表現されています。社会的に良好な状態については、個人の、社会のなかでの存在価値や役割の遂行の評価が問われている、と解釈されています◆YMCAの三角形にはSPIRIT・MIND・BODYの3文字がありますし、ダン博士等が提唱したウエルネスでは身体的、精神的に加え情動的、知的、職業的という領域にも触れ、経済的、家庭的も含め全人的にも見ていると解釈できます◆医学的に健康の保持、増進には、日常生活のなかで「栄養」「休養」「運動」の三原則の管理が必要だとされています。かりにウエルネスを求めても、現在の厳しい経済情勢のなかで仕事中心の真面目な生き方をしている人達では、時間的余裕もなく、生活習慣病になっている人も多いです◆定期的に健診を受け、病院や医師を上手に利用し、少なくとも1日に 分間の運動習慣を身につけるようにし、「如何ですか」と尋ねられた時に「very well、thank you」といえるような健康状態でいて欲しいものです。 (松本越生)


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5. ありがとう YMCA国際協力募金

2003年度神戸YMCA国際協力募金総額は、4,178,387円でした。皆様のご協力ありがとうございました。

2003年度神戸YMCA国際協力募金報告
 YMCA国際協力募金は、会員の皆様と共に心を通わせつつ広げていく「運動」であり、世界の友だちとつながっていることを気づき学ぶ「教育」的側面も合わせ持っています。
以下、神戸YMCA国際協力募金の使途について、感謝をもって報告いたします。

<募金総額>4,178,387円

<募金使途>

  1. 日本YMCA同盟を通じて  500,000円
    日本YMCA同盟を通じ、世界の難民や開発途上国の人々の復興や生活向上のために。
  2. タイワークキャンプ  519,724円
    タイワークキャンプでは村に作る施設の建設費、また2003年度は初めて隣国ラオスからのユース参加があり、タイより貧しい彼らの参加費補助にも用いられました。
  3. 日本語教師ボランティアのタイへの派遣  393,730円
    チェンマイYMCAへ日本語教師(ボランティア)を派遣。近年タイでは日本語学習熱が高まっています。また日本語教育のみならず、日タイ親善のさまざまな催し、外国からの客人受け入れ等でも活躍しています。
  4. 神戸YMCA日本語学校就学生奨学金  250,000円
    さまざまな保障面で留学生より困難な状況に置かれる「就学生」。特にアジアからの就学生には経済格差も大きな負担です。学習意欲や出席率を考慮し、奨学金を贈っています。(右文章をご参照下さい。)
  5. 国際活動リーダーシップ養成  417,200円
    国際活動を担うリーダーを養成するために、国際ボランティア講座を開催、またユースボランティアを国内外での国際会議やワークキャンプに派遣しています。
  6. エイズ孤児支援、啓発活動  200,000円
    タイのエイズ孤児とその親族、とりまくコミュニティーを支援しています。また国内におけるエイズ教育、啓発活動に取り組んでいます。
  7. アフガン難民、パレスチナ難民支援のために  500,000円ずつ
    パキスタン・ラホールYMCAのアフガン難民支援活動(医療・衛生・教育等)のために。またパレスチナの東エルサレムYMCAや隣国ヨルダンのYMCAが行うパレスチナ難民支援(オリーブ植樹運動・職業訓練・子どものメンタルケア等)のために。
  8. 緊急災害救援  600,693円
    CODEなど内外のNGOとのネットワークを生かしつつ、世界で、また日本で発生する災害被災者の緊急救援活動に募金を役立てています。
  9. 開発・国際理解教育と事務局経費  297,040円
    貧困と開発、人権、平和、環境など地球的課題への気づきや行動を導く体験型学習を推進しています。

日本語学校就学生の今

 日本語教育機関の学生において、専門学校、大学等を除き、在留資格は「就学」とされているが、その取り扱いについては今後検討されるべき状況にある。例えば、「留学生」には適用されている各交通機関における学生割引や医療費用補助は「就学生」には適用されていない。奨学金においても「留学生」には多くの機会があるが、「就学生」に給付されるものは少ない。またアルバイトをする時に許可されている労働時間は「留学生」に比べると少なく、長期休暇中の特例も認められていない。住居の問題も深刻で、留学生会館など安価な住居にも「就学生」は申請すらできないので、高額の敷金や家賃を支払い一般の住居で生活しなければいけない状況である。「就学生」に対する一層の施策拡充が早急になされるよう切望されている。 日本語学校担当  味田 哲也 (募金使途の4、奨学金を贈っています。)

*現在神戸YMCAの日本語教育部門の学生は、三宮会館で学ぶ「留学生」139名、学園都市会館で学ぶ「就学生」38名の合計177名となっています。


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6. ソナタ 奏鳴曲 No.13 「風になって」総主事 水野雄二

 
総主事 水野雄二

 ときおり、風を感じます。
 神戸ではまもなく「あの時」から10年を迎えようとしています。一瞬にして多くの人が生きる未来を失ってしまい、家族を失い、友を、家を、仕事を失った大震災。1995年1月17日のことでした。神戸YMCAもこの10周年をどのように迎えるべきか、様々な準備が始まっています。
 震災で亡くなった514名の子どもたちを追悼する「大地震から10年、大地震子ども追悼コンサート」が1月22日に、震災を題材としたストーリー「1000の風と1000のチェロ」を音楽と大型絵本と朗読によって表現する「大人と子どものための読み聞かせの会」が3月13日に、それぞれ地域の諸団体と共同して開催されます。被災された方々を追悼し、今を生きる私たちの生き方を考え、未来に思いを致す時にしたいものです。
 「千の風になって」という詩が話題になりました。9.11のニューヨーク・テロの時に読まれて感動を呼んだ詩です。

「私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る …(後略)」

 誰が作った詩か知られていませんが、心に染みる詩です。震災の時に多くの悲しみに出会い、私たちは生き方を変えられました。そして10年。私たちの生き方はその後、どのように変わったでしょうか。風に吹かれながら、それぞれに心の底に沈んだ思いを掬い上げる時かも知れません。
 私事ですが、父がこの5月13日に85歳で天に召されました。父は近江八幡YMCA(現滋賀YMCA)に長く奉職しておりました。そして、父もまた、風になりました。


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7. ワイズメンズクラブ六甲部通信

(ワイズメンズクラブ国際協会西日本区六甲部)

【神戸ワイズメンズクラブ】城 純一会長、会員数20名
連絡先=神戸YMCA三宮ブランチ  電話:078-241-7202 ワイズメンズクラブ六甲部通信

 神戸クラブは、1930(昭和5)年2月に日本で2番目に誕生したクラブで、来年創立75周年を迎えます。この間、奥平光初代日本区理事、田中章夫第2代日本区理事、その後も2人の理事を輩出し、日本のワイズメンズ運動のリーダーとして、その発展に貢献してきました。六甲部の各クラブにとっては、頼れる親のような存在です。樹木に譬えれば神戸YMCAを支える根っこと太い幹にあたります。
海外のクラブとも古くから交流があり、高雄(台湾)、チェンマイ(タイ)と国際兄弟クラブ(IBC)の締結をしています。今回は、神戸クラブの数々の活動の中から、国際交流活動について、特にチェンマイクラブとの交流活動をご紹介します。


1984年より神戸YMCAがスタートした「タイワークキャンプ」は、神戸クラブが学生リーダーの奉仕活動への参加・教育を目的に、神戸YMCAの学生リーダーを選抜してタイに派遣したことが始まりです。

派遣されたリーダーたちは、タイでチェンマイYMCAの学生リーダーと一緒に、山間部の村に滞在・ホームステイしながら、村人の欲する施設を建設する作業に従事(ワーク)します。村人との交流を通して

アジアの異文化を肌で体験したり、発展途上国が抱える環境問題や開発問題などの実情を視察し学習するなど有意義なプログラムです。参加したリーダーたちは、先進国日本との生活レベルのちがいにカルチャーショックをうけながらも、貴重な体験が出来たこと、この体験が今後の人生に大いに役立つと思うと報告しています。

タイワークキャンプ15周年には、タイの青年をはじめて神戸に招待しました。神戸クラブの支援事業としてスタートしたこの「タイワークキャンプ」は、その後六甲部の他の7クラブの賛同・協力を得て六甲部全体の支援事業に育ち、今日に至っています。
来年2月20日開催予定の神戸クラブ創立75周年記念式典・記念プログラムにはチェンマイYMCAのスタッフとユースを招待し、環境問題・開発問題・青少年問題を再度共有しようと準備中です。
クラブメンバーは、牧師、医師、歯科医、会社役員、社会福祉法人理事長、大学職員、会社員、主婦など個性的なメンバーの集まりです。住所も、大阪府枚方市、大阪市、西宮市、芦屋市、宝塚市、三田市、神戸市全域に及んでいます。毎月の例会は、第2火曜日に、神戸YMCA本館(神戸市中央区加納町2丁目7−15)で持っています。ぜひお越しください。お待ちしています。


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8. ★シリーズ★ 親子であそぼう!

第2回は、YMCA保育園の子どもたちが大好きなおやつの中から、親子で簡単にできるおやつを紹介します。ぜひ親子で挑戦してみてください。

フルーツフローズンヨーグルト

〔材料〕

  • プレーンヨーグルト   500g
  • 生クリーム       1カップ
  • 砂糖          1/2カップ
  • 季節のフルーツ     200g
    (いちご、バナナ、パイナップル、メロン、桃など)

〔作り方〕

  1. ボールに生クリームと砂糖を入れ八分立てに泡立てる。
  2. 泡立ったものにプレーンヨーグルトを加え、細かく切ったフルーツを入れて混ぜる。
  3. 混ざった材料を容器に移し、冷凍庫に入れる。
  4. 半分くらい凍ったところでよく混ぜ、さらに冷凍庫で凍らせる。

スウィートぎょうざ

〔材料〕

  • さつま芋 300g
  • 砂糖 30g
  • バター 30g
  • ぎょうざの皮 30枚

〔作り方〕

  1. さつま芋の皮をむき、柔らかくなるまで茹でる。
  2. 茹で上がったさつま芋をなめらかになるように潰し、熱いうちに砂糖とバターを加え混ぜ合わせる。
  3. 出来上がった具をぎょうざと同じようにぎょうざの皮で包み熱した油でキツネ色に揚げる。
    ※ ミンチ・玉ねぎ・人参を炒め、トマトピューレ・塩で味付けをしたものを包むとミートぎょうざになる。
    ※ バナナと茹であずきを包むとバナナぎょうざ

執筆担当:YMCA保育園


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9. ☆VOICE★ボイス☆ 海と風とヨットを愛して50年

 

神戸YMCAヨットクラブ所属 片岡功さん

―ヨットを始められたきっかけは何ですか。
 スキーをいっしょにした中村治人(故人)さんに夏でもできるスポーツとして紹介されました。自分がヨットを所有しなくてもできるクラブをとの思いでクラブに入会しました。

―ヨットの楽しさは何ですか。
 いつも同じでなく、たえず天候の変化や波潮の変化が味わえる日々新鮮な楽しいスポーツです。そしてヨットや艇庫等のメンテナンスあり、食事作りやメンバーとの語らいありの生活全てが含まれるエンドレスなスポーツです。

―どうしてYMCAでヨットを続けておられるのですか。
40年前の遭難事故で2名の尊い命を失いました。その時はもうやめようとも思いましたが、やめても何も生まれない。そのメンバーのためにも自分が安全で無事故のためのルール作り、リーダー養成をし、ヨットの楽しさを伝えていこうと思い直しました。その後台風に遭い艇庫やヨットの全てを失ったり、35年前にクルーザーの建造に550万円ものお金を集めたりしました。また2年前西宮ヨットハーバーへ移転し、第3の新しい艇庫の建設も行ってきました。このように幾たびもの困難を乗り越え現在のヨットクラブがあります。今後は若い層のメンバー増員を目標に、リーダー育成やハード面の推進等に私の経験を生かしてゆきたいと考えています。

―YMCAのヨットクラブで伝えてゆきたいことは何ですか。
 環境や職業、年齢もちがうメンバーゆえYMCAのスピリットを基本理念として「信頼」「友愛」「奉仕」を伝えてゆきたい。またヨットスポーツの普及、海事知識の向上、クラブ財政の健全化を目標にしています。

―1日のクラブ活動の流れを教えて下さい。
 9時に集合し、小型艇、大型艇各セクションに分かれ西宮沖で練習し、16時に帰港。
 毎月クラブ例会は讃美歌292番「信頼」で始まり、キャプテンを中心にその時々のクラブ運営を討議しています。

―試合や遠征にも行かれますか?
 はい。試合は主に小型艇中心にシーズンでは月1回のポイントレース他、様々なレースに参加し、関西水域上位入賞を果たしています。
 クルーザー「タリホー」は船歴30年の木造船でレース出場は難しくなっていますが、毎年5月の連休には瀬戸内海、紀伊水道、四国一周の遠征も経験しております。最近、漁港に寄ったときに行く銭湯が少なくなって困っています。

―今年ヨットクラブ50周年を迎えられますが、どのように感じられますか。
 50年間で1000人近いOB・OGを送りだしましたが、彼らの顔が思い浮かび、その語らいも昨日のように感じられ、長いようで短いヨットクラブ人生を感じます。また、鬼籍に入られたOB・OGの方々の冥福をお祈りしています。

インタビューを終えて)お話を伺い、50年のヨットクラブの歴史の重みをひしひしと感じました。また、「その苦労・つらさも含めて楽しい思い出」と語る日に焼けた片岡さんは、YMCAのヨットマンとしてきりっとかっこよく、印象的でした。今後ますますのヨットクラブの発展を期待しています。    (聞き手、神戸青年編集部)

YMCAヨットクラブとは
1954年に作られ今年50周年を迎える歴史あるクラブ。25歳から72歳までの社会人男女約50人が土曜日・日曜日・祝日を中心に活動中。新西宮ヨットハーバーにクルーザー(4〜12人乗り)3艇、小型艇(2人乗)5艇、救助艇1艇、クラブハウスを所有。連絡先:0798-36-8386(日祝のみ)


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10. キャラクターディベロプメントシリーズ8






vol.6 「RESPONSIBILITYの巻」


 

 

 

 


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11. YMCAのカウンセリングルームをご存じですか?

神戸YMCAカウンセリングルームでは、臨床心理士の資格を持ったスタッフが皆様の心の健康に関わる諸問題や生活上のあらゆる悩みなどのご相談を受け、皆様自身が問題を解決できるようお手伝いしていきます。どうぞお気軽にご相談ください。詳細は、下記まで。

神戸YMCAカウンセリングルーム
078−241−7249
木曜日:午前10時〜午後5時
info@kobeymca.or.jp

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12. 受賞おめでとうございます

受賞おめでとうございます

大崎英一さん(元理事)  兵庫県功労者表彰受賞

牛冰心さん(専門学校日本語学科卒業生)  国際交流基金主催「外国人による 日本語弁論大会」第3位受賞


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13. PHOTO TOPICS

5/15宝塚YMCAバザー 5/29教育のつどい「ナンバーワンよりオンリーワン?」
6/5須磨YMCAバザー 4/29ヘルシーキッズデー IN DOOR

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14. 個人消息

■ご逝去 謹んでお悔やみ申し上げます
水野雄二さん(総主事)の御尊父様5/13
■退職  おつかれさまでした
岩本克弘さん6/10付 カレッジ
■ご結婚 おめでとうございます
佃牧莉子さん(元職員)
6/6二改乘広さんと
■お誕生 おめでとうございます
松田康之さん(三田センター職員)の
ご長男和啓(かずひろ)君6/16

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