神戸青年

 神戸青年1月・2月号 目次

  1. 新春わいわいフォーラム
  2. 迎 春
  3. 受賞のお知らせ
  4. 省察
  5. 新春座談会 「自分」として輝く
  6. 元気です!ワイズから 《六甲部通信》
  7. いよいよ着工〜地盤調査始まる〜
  8. チャリティーラン2003 ご声援・ご協力ありがとうございました。
  9. 感 謝
  10. お正月特別 まちがいさがし
    キャラクターディベロプメントシリーズ (6)
  11. PHOTO TOPICS
  12. 個人消息

1. 新春わいわいフォーラム

YMCAの「楽しさ」って何? 〜出会いとつながりの喜びを求めて〜

例年行っている新春懇談会、今年はよそおいも新たに、「新春わいわいフォーラム」として、開催いたします。

あなたにとってYMCAの「楽しさは」?
いろいろな人との出会い
子どもが好きだから
自由な雰囲気がある
しんどいけど好き
さあ、YMCAに連なるみんなと一緒に、楽しく、「わいわい」語ろう!

2004年1月10日(土)午後1時〜6時 於:神戸YMCAチャペル

☆★当日の予定☆★
午後1:00〜2:00 開会礼拝、オリエンテーション
  2:00〜2:30 会員、ボランティアからのプレゼンテーション
  2:30〜4:30 分団ディスカッション
  4:30〜6:00 まとめの会  
        ユースからのアピール (ダンス・音楽でのパフォーマンス)
☆★参加お申し込み☆★TEL:078-241-7201
ホームページからもお申し込みいただけます。 http://www.kobeymca.or.jp/shinshun.html

主催:神戸YMCA、ワイズメンズクラブ国際協会西日本区六甲部


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2. 迎 春

     
理事長 武田寿子 総主事 水野雄二

皆様にはご健勝にて新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 
 神戸YMCAは、2011年の神戸YMCA創立125周年に向けて、グランドデザイン「ゴール 2011」をスタートいたしました。その中で、子どもと若者の「いのち」が光り輝くように守り育てること、また、その願いをあらゆる世代の市民が関わり創り出していくことを私たちの使命として確認しました。その使命に基づき、昨年も多くの子どもたちがYMCAの活動に参加し、特に障がいを持つ子どもたちの参加するプログラムが増えました。恒例のチャリティーランも雨にもかかわらず1,000名の参加がありましたが、これら昨年の神戸YMCAのプログラムに多くのボランティアやサポーターのご支援を得ましたことを心から感謝申し上げます。 
 世界は今なお、暴力と報復の連鎖が断ち切れず、多くの市民の「いのち」が脅かされています。また、国内においても様々な社会不安が人々の気持ちを暗くしています。このような状況にあっても、神戸YMCAは「いのち」の輝きを求めてこの年の歩みを力強く進めていきたいと思います。


 本年も皆様のご参加とご支援、またご指導をお願い申し上げますと共に、主にある平安をお祈り申し上げます。

神戸YMCA 理事長 武田寿子
  総主事 水野雄二



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3. 受賞のお知らせ

おめでとうございます!!
山口 徹顧問(前総主事)が「文部科学大臣表彰・社会教育功労者賞」を受けられました。心よりお祝い申し上げます。


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4. 省察

児童養護施設で子育て支援の仕事を始めて、八年目になる。たかだか八年だが、現代社会が抱える子育て不安の深刻さを痛感してならない
◆社会問題とされる「児童虐待」の児童相談所における虐待の相談件数は、年々増加し、平成12年には「児童虐待防止法」が施行され、3年後の今年は見直しの年となっている
◆この仕事を通して、様々な人と出会ってきた。虐待の話になると、どうしても加害者である親を非難しがちになってしまうこともある。果たしてそうであろうか。施設での仕事、電話相談からみえてくるのは、「暴力でしか、自分の感情を表現できなかった環境があり、暴力を振るってしまう方もまた、辛い状況である」ということである。孤独や不安、戸惑いなど一人で解決できず、悩んでいたことが必ずある
◆施設で生活する子どもに対しては、「プレイセラピー」を病院や大学院、施設内で受ける機会があるが、親に対してのケアは不足している。虐待や子育て不安に取り組む際に考えなければならないのは、子どものサポートだけでなく、親と子を支える視点だと思う。誰もが安心して暮らせる環境作りや子育て支援などを地域に根ざしたYMCAの活動でさらに発展されることを切に願う。(増田 陽子)        


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5. 新春座談会 「自分」として輝く

           
●中西 祐介さん
西神戸地域活動センター
中学生サッカー指導クラブ
・トライやるウイーク参加
●宮本 悠さん
YMCA高校生科学生
●有住 航さん
余島キャンプボランティアリーダー
●新 理恵さん
余島キャンプ
ボランテイアリーダー
●小澤昌甲さん
西神戸地域活動センター
●石井 智さん
西宮ブランチ
野外活動ボランティアリーダー
●蘆田 圭さん
西神南センター職員
●水野 雄二さん
神戸YMCA総主事
YMCAで何してた?

小澤  司会進行の小澤です。若い人たちの意見をとり入れてゆきたい、子どもや若い人を大切にしてゆきたいというのがYMCAのテーマで、今回総主事との座談会を行うことになりました。みなさん、YMCAの元メンバーでいらっしゃるので、自己紹介をかねてYMCAとのかかわり、活動の歴史を話して頂ければと思います。

蘆田  西神戸YMCA幼稚園の職員の蘆田といいます。西宮ブランチのメンバーとして小学校1年生の時から野外活動に参加していました。学生時代はボランティアリーダーをして現在職員。どっぷりYMCAに漬かっています。

宮本  神戸高校1年生の宮本です。小学2年生から6年生まで体操、小学4・5年生は水泳、小学2年から5年までに余島キャンプを3回、沼島1回行きました。そのころ体操は豊田リーダーに教えてもらいました。現在は高校生コースで英語と数学を勉強しています。

石井  幼稚園で奈良YMCAの指導者が水泳を教えてくれ、小学4年生から高校2年生までずっとスキーキャンプに行ってました。1回行ったらとても面白くて、まだまだキャンプに行きたくてリーダーになりました。

  甲南大学1回生で、余島リーダーです。小学5年生〜高校2年生まで余島のキャンパーでした。キャンパーの時からリーダーになろうと決めていて、大学生になったらすぐにリーダーになりました。

有住  今年の9月で余島リーダーを卒業しました。余島キャンプに小学2年から行っていて、家が大阪なので、大阪Yで小学4年生から中学3年生までサッカーをしていました。子どもの頃からの余島とリーダーになってからの余島はまた見え方が違い、楽しい体験をたくさんすることができました。夏が終わりほっとしています。

中西  啓明中学校2年生です。小学1年生の時から6年生まで学園都市でプールに通い、2年生で野外活動で沼島に行って、3年生の時サッカーを始めました。今は土曜の部活がなければ小学生に指導というか一緒にサッカーをやっています。5月に中学校のトライやるウィークで1週間YMCAの仕事を体験しました。

小澤  リーダーの仕事を見てどう思いましたか。

中西  リーダーというのは子どもの前で色々しゃべる人だというイメージだったけど、細かい仕事もしてるのだな、と思いました。

水野  私の父親も滋賀県の近江八幡というところでYMCAのスタッフをしていたんです。生まれた時からYMCAのメンバーです。ちっちゃい時の写真をみたら、琵琶湖にキャンプ場があってそこで遊んでいました。

YMCAの魅力って?

小澤  みなさんYMCAで育ってきた中で、YMCAへの思いとか魅力についてどんな印象やイメージがあるのかなということを聞きたいのですが。

中西  小学校の時のYMCAは学校以外の友だちに会う場所。サッカーをしたり、終わってもサッカーしたり、友だちとぶらぶら帰ったり、リーダーと仲良くなった。練習のない日も友だちの家に遊びに行ったりしました。

小澤  その時のリーダーってどういう印象?

中西  面白くて、びしっとしていない。(全員笑)その方が仲良くなりやすい。

宮本  両親がYMCAの英語学校に通ってて、YMCAが主催したアメリカのホームステイで知り合ったんです。お兄ちゃんが4才の時から水泳に来てて、お母さんとお迎えにいつもくる温かい場所、というイメージがあります。

石井  昔はただ楽しい場所だったのですが、今はリーダーでむっちゃ細かいところまで考えてちょっとしんどいところもあります。やっぱり、YMCAに来る人達はみんないい人に思えるんです。リーダー同士の関わりも楽しいし、中高のキャンプに行って中学生たちとしゃべるのも楽しい。自分は子どもの時から変わってないなと感じます。キャンプで出会った人はいい人というイメージがある。

水野  楽しいのはいいよね。

  余島しか行ってないのですが、海もあるし山というか木もあるのでなんでもできる夢の島。つりやカヌーなど普段神戸にいる時はできないことができる場所。普通の人はヨットに乗らないと思うのですが、いいものに出会ったなと思います。終わったら何回でも行きたくなる。

有住  神戸Yでは余島しか参加していないのですが、自分にとって大きかったのは中高の時のリーダーの姿です。僕のまわりにちょっとお兄さんというのはいなかったので、そうしたとこが「みそ」かな。ヨットでは現在えらそうに指導させてもらってるけど、恥ずかしいんですが小学4年の頃は泣いていました。自分をリーダーやスタッフの方々が受け入れ見守って、受けとめてくれたという思いがあります。

蘆田  子ども時代メンバーで小学生のころ野外活動でYに帰ってきて解散してから 分たっても1時間たってもまだ1人残っていて、リーダーの立場なら「おまえ早よ帰れや」と思うんだけどずっと最後までつきあってくれたな、うれしくてそういうリーダーになりたいなあと思い、リーダーになりました。リーダーになっていろんなスタッフと出会い、技術面や人間性ですごかったりして、尊敬できる人が多くて、そんなスタッフになりたいなあと思い職員になったのですが、今は幼稚園児に後ろから蹴られています。

今の若者は輝いてる?

水野  皆さんに聞かせて頂いて私自身もそういう体験をしてきたし、皆さんも同じ思いで成長してきたことをとてもうれしく聞かせていただきました。
話を少し変えたいと思います。YMCAは子どもからお年寄りまでたくさんの会員がいるのだけれど、神戸YMCAがもう一度「子どもが光り輝くようにしたい」と目標を掲げたんです。「光り輝く」とはどういうことか、人が生き生きとして本当に楽しそうだ、やりたいことをやっている時、人が生かされている時は目が輝いているでしょう。そういう子どもになってほしいと思うんです。今の子どもたち、皆さんの仲間はどうですか。みんな生き生きとやりたいことをやって青春を楽しんでいる、そんな感じですか。例えば私はおじさんやから電車の中の若者の姿を見てるとね「日本、大丈夫かな」と思ったりするわけね。皆さんはどう思ってる?

  やりたいことがはっきり見つかってる子は夢を実現しようとしているけど、見つかってない子はただ単に毎日が過ぎているみたいな人がいる。

中西  何か部活に入っている人は、授業とかホームルームが終わった後、教室をパッと出て行って部活している。そういう人はやりたいことが見つかっていると思うけど、授業を終わってから教室の中で帰らない人は、何か打ち込むものが見つかっていないのかなと思う。

水野  そういう人は多いですか。

中西  学年に10人くらいかなあ。そういう人はグランドのまわりでおにごっこしている。

  大学生はさぼっても何も言われないので、授業に来ない子もいるし、サークルに入るのも自由だから、逆に自由を与えられて何をすればいいのか分からない子もいると思う。

石井  僕、高校の時は部活をやってなくてボーッと過ごしてたんですよ。たぶん印象悪い子だったんです。駅の近くにローソンがあり地べたに座って友達とずっとしゃべってて、無駄なことして何してんねんこいつ、と思うかもしれないけど、それはそれで楽しかったからよかったんですよ。高校でやりたいことを見つけるのは難しいし、やりたいことはある日突然出てくるものやと思うんです。僕は高校3年でドラマを見て医者になりたいと思い志し、結局は現在薬科大学に行っているのですが、子どものころは実のある時間を過ごしつつ最低限の知識さえ身につけたら、やりたいことが出てきたら何とかなる、そういうことを教えてゆきたいと思うんです。

水野  そういうあそびが必要だと思うね。ハンドルにも遊びの部分があるでしょ。そういう無駄に見えても実はむだじゃない時間ね。あそびだけの人もいるけどね。そういう人はなかなかそこから立ち直れない。

蘆田  YMCA幼稚園で4・5月当初は、親から「あれしなさい」「これしなさい」という言われ方をずっとされていて、急に「自由に遊んでいいよ」と言われると何をしたらよいかわからずぼーっとしている子が結構います。

「うち」と「外」の世界につながる

水野  高校生のルーズソックスについてどう思う?うちの娘は今は就職してるけど、高校の時は履いていたんだけど。

宮本  私は履かないつもり。夏は白い靴下。冬は寒いからタイツ。学校でも禁止されていないし、みんなは履いてる。

水野  どうして履かないの?

宮本  ルーズソックスは暑いらしいし、町で見た時、母がだらしないねえと言ったので履いたら怒られそうだなと思って。

水野  なんでみんな履くのかな。仲間意識かな。なんでこんなことを聞いたのかというと、最近読んだ本に、家の中にいることがとても心地よくて、外に出てもその雰囲気を持ち続けたい人が多いと書いてあった。例えば、電車の中でも平気でパンを食べたり、飲み物を飲んだりする若い女の子がいる。化粧をしても全然平気。それは普通、家の中ですることだけど外に出ても全く平気。高校生でよく靴の後ろを踏んづけてつぶして歩いてる人がいる。これはスリッパ。スリッパは家の中で履くでしょ。家の中にいて親に守られていたら安心、自分の主義主張を持って外に出るのが恐い。そのことが子どもや若者の目を光り輝かさせていないのではないかと思っているんです。
 ひょっとしたらYMCAって、親からはなれて他の人との出会いがあって、家族と違う人とのつながりを比較的早い時期からみなさんは体験している。そのことが楽しいと思った。それが外の世界の出会いと交わりにつながっていると思うのですが。

有住  YMCAの活動の中で余島では多くの出会いがあって、ただ家とか学校で、親や先生に見られているだけでなく、違った角度から見てくれる自分の一面があるだろうし、自分自身も気づいていくこともあるのではと思います。

小澤  小学生の指導に来てくれる中西君はどういう思いで来ていますか。中学生がそんなことをして格好悪いというのはないですか。

中西  5年生になった時、1つ上の先輩が来てくれてうれしく、中学生になった時友だちと学校が離れて会えないとさみしいので、仲間3人で小学生のチームに行くようになり、一緒にサッカーをしています。文化祭にもその友だちも連れてきて、「おまえYMばっかやな」と言われるけど別に恥ずかしくない、面白いです。

石井  違う学校に友だちが一杯いるというのは自慢できることやった。学校によって考え方が違うんですよ。「腰パン」ってはやったじゃないですか。あれは恰好いいと思ってやっているんですよ。YMCAの子はしていない。普通の恰好をしている子は「おぼっちゃま」みたいな偏見があった。Yのそういう子たちとしゃべっていて普通やん、かっこいいやん、ええやつやんと思ったんです。別にダボダボでなくてええやん。ダボダボの方がださいなあと思いました。YMCAの関係があったから思えたのかな、と思います。

中西  試合に行ったらいろんな中学校が来てて、友だちのチームと試合をして「おれって顔広いよなー」と思える。(全員笑)

蘆田  10年来の親友が同じ野外活動に来ていて、今でも週1回飲みに行くとかしてつるんでいます。学校では半強制だけど、YMCAだと自分からひっついてつながった縁だから、長続きするような気がします。

  キャンプとか行くと一緒にごはん食べたり、お風呂に入ったり生活のことを全部一緒にしているわけだから、意見が合うとかいろんなことが見えてくる。帰ったら連絡をとったりできるし。私も友達に「余島ばっかやな」と言われます。子どもは大人から受ける影響はすごいけど、親以外の大人から違った角度から影響を受けると、視野は広くなって子ども的にもいろんな選択肢が増える。

水野  石井君が、ださいんじゃないかと気づいたのは、まさしく家の中とは全く違う外の人との交わりの中で認め合ったり自分をふり返ったりして、自分が親や学校から解き放たれて自立していったのだと思うんです。YMCAはそういう場でありたいなあ、と今の話を聞いて思いました。

自分として生きる

小澤  自分自身YMCAのメンバー体験がありませんので、YMCAで出会った人と学校との出会いのつながりに差はあるのかなあと思うのですが。

有住  差はないと思いますが、状況が違うと思います。僕は高校生ばかりで余島で働く「アプレンティス」というキャンプに参加し、普段は恥ずかしいなと思うことも、親が見ているわけでもなく、自分が出せた。先入観でそういうやつと友だちにならんわと思っている子、神戸で会ったらよけて通るわという子でも友だちになれた。

小澤  生きていく日頃の生活の中で知らず知らずのバリアというか慣習や習慣、例えばルーズソックスみたいなものがある。YMCAには、それが解き放たれていく空気があるのかも知れませんね。

水野  要は遊びよね。あそびだけじゃなくて芯がいるよね。芯をぜひ見つけてほしい。もちろんYMCAだけでなくて学校があって、家庭があってその時にあそびがほしいね。あそびは楽しいから。でも芯はいるね。芯というのは言い換えれば「自分」。人と違う自分。「ルーズソックスをはかない」というのも自分。他人と違う自分。親と違う自分。ところが今は親あっての自分と思っている人が増えてるよね。それがまさしく「『家の中』中心主義」といわれるもの、それを打ち破ってほしい。教育の究極の目的は「自分として生きる」ということだと思うから、YMCAはそのことをお手伝いしたい。できれば「光り輝く自分であってほしい。」

小澤  「自分らしさ」を見つけてゆくのはある意味「人を通して」自分と比較しながら見い出してゆくものかと思います。その人とはある時は「先生」であり、ある時は「リーダー」であり、その交わりが深ければ深いほど、自分ができあがってゆくものではないかなと。YMCAがその「人を通して成長できる場」でありたいと強く思います。


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6. 元気です!ワイズから 《六甲部通信》


(ワイズメンズクラブ国際協会西日本区六甲部)
六甲部には、8つのワイズメンズクラブが所属していますが、いずれも神戸YMCAと深いつながりがあります。11月3日に「しあわせの村」で開かれた「第6回チャリティーラン」にも六甲部の8クラブが協賛に名を連ね、当日は模擬店を出店しました。また8クラブには、神戸YMCAから連絡主事が派遣されています。
国際的な団体では男性しか入会できない団体が多いのですが、ワイズメンズクラブは既婚の場合は夫婦単位(夫をメン、妻をメネットと呼ぶ。)で入会します。また女性会員(メンと呼ぶ。)だけの入会もできます。
 年間を通じて行われる行事には、子どもを交えた家族での出席ができます。また多様な職業の方が会員になっていますので、社会生活をおくる上でおおいに役立ちます。ぜひお近くのクラブを訪問してみてください。今回から順次8クラブの活動を紹介しますので、興味を持たれた方はクラブ会長にアクセスして下さい。大歓迎されますよ!

【さんだワイズメンズクラブ】
(田中章子会長、会員数22名、連絡先=三田YMCA 電話079−559−0075)
昨年9月に創部10周年記念を迎えた若いクラブです。会員は神戸市北区、三田市在住の方が多いです。三田地域にしっかり根を張った活動をしています。さんだクラブの多彩な地域活動の中から、特長のある活動を一つご紹介します。
6年前から、さんだ子ども発達支援センター「かるがも園」の「夏祭り」を、同園の保護者会、三田YMCAと一緒におこなっています。昨年は8月2日に行いましたが、うだるような夏の午後の暑さの中、YMCAのリーダーたちと会員が準備から取り組みました。焼きそば用の鉄板を載せるコンロ台は会員が手作りし、フランクフルト用にはレンガを並べました。そのほかヨーヨーつり、的当て、迷路、綿菓子などのコーナーもあります。恒例のアームレスリングには会員、リーダー、保護者が真剣勝負を繰り広げました。最後は盆踊りで、地域の婦人会も参加してアンパンマン音頭、三田音頭などを大人も子どもも一緒になって楽しみました。約300人の参加者が夏の日の夕べを楽しく過ごしました。


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7. いよいよ着工〜地盤調査始まる〜

余島50周年記念募金事業の一つである新施設建築計画が進められているが、いよいよ着工に向け始動した。岡田佑一郎一級建築士(余島リーダーOB)設計による新施設は、子ども達のための海洋プログラム体験基地として、艇庫とプログラムスペース機能を併せ備えた複合型施設で、木造2階建て延べ床面積約400uの規模を予定している。
今年6月に設置された余島新施設建設アクティブミーティングが実行主体となって、現地開催2回を含む数回の協議を重ねてきたが、途中計画を修正・停滞せざるを得ない幾多の課題に直面した。その要点のみ記すと、 @国立公園内における開発規制−景観、規模等 A床面積増加による定員管理−汚水処理能力等 B建設予定地の地盤強度−海抜下地域で土壌が軟弱等 様々な課題が示された。更に今夏余島を直撃した台風10号によって、予定地周辺は約30cm冠水し、強風が吹き抜けて倒木するなどの被害に直面し計画が暗礁に乗り上げてしまった。
しかし、「出来る限りのことを尽くして、判断しよう!」というミーティングでの合意を得て、テニスコート奥で少年キャンプ場旗揚げ場の東手辺りを予定地に変更した。舟艇を収納するには浜から幾分距離があるが、それよりも余島の東尾根の山影に守られる立地を選び、浜のそばまでは約40mに及ぶスロープを渡し、斬新で高齢者や障がい者に優しい形状に変化させた。とは言っても、まだ地盤調査を終えた段階。まだまだ予期せぬハードルが待っていることでしょうが、50年の余島キャンプの歴史が育んだ知恵と勇気で立ち向かっていきます。 (余島センター所長 山根泉)


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8. チャリティーラン2003 ご声援・ご協力ありがとうございました。

男子駅伝スタート「よーいどん」 見事完走?しました。拍手!! 小学生駅伝「フレーフレー」

11月3日、第6回神戸YMCAチャリティーランが神戸市北区の「しあわせの村」で開催されました。小学生駅伝、ペアラン、グループラン、駅伝を行い、150組543名の参加者、412名のボランティア、合計955名が共に楽しい一日を過ごすことができました。
当日はあいにくの雨でしたが、ワイズメンズクラブやボランティアリーダー会をはじめ、多くのボランティアによる出店コーナーなどもあり、参加者だけでなくボランティアも皆が楽しめる一日となりました。今年も「ネスレジャパングループ」が全国YMCAのチャリティーランを支えてくださり協賛として立派なゴールゲートや参加賞のタオル等を提供いただきました。来年は晴れますように。


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9. 感 謝

神戸YMCA賛助会入金
株式会社第一電子
2003年10月24日〜12月8日(敬称略)


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10. お正月特別 まちがいさがし キャラクターディベロプメントシリーズ (6)

右の絵と左の絵は、ちがうところが11個あるよ。
まちがいはどこかな?さがしてみてね。みつけたら、リーダにもおしえてあげよう。


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11. PHOTO TOPICS

11/1〜9 平和のための子ども巡回絵画展
〜天津→神戸→釜山YMCA〜
11/15 午餐会 江原伯陽氏のお話
「アフガニスタンの子どもたち
11/28・29 エイズフォーラム神戸 11/30 3ちゃん水泳大会
    (3世代間交流)なみはやドーム

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12. 個 人 消 息

■ご結婚■
 中山英子さん(元YMCA保育園職 員)谷口光さんと11/2
■ご逝去■
 西馬薫さん(日本語学科専任講師)のご祖母様11/19
 遠藤浩さん(本部事務局職員)のご義母様 11/12
 山田浩介さん(西神戸地域活動センター職員)のご祖母様12/2
 辻千佳さん(西神戸YMCA幼稚園職員)のご祖父様12/3

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