1月11日の午後、新春懇談会が例年と異なる形式で開催され、会員が約40名、リーダーが40名、職員・元職員が約40名で120名の参加者を得て盛況裡に終了しました。
「いのちの輝き」をテーマとした新しい形式の開会礼拝で始まり、GOAL2011の紹介の後、各分団でこんなYMCAにしたい、YMCAでこんなことをしよう、というテーマで話し合い、まとめの会で提案アピールがなされました。
まとめの会では留学生による音楽や踊り、専門学校生のストリートダンス、リーダーの歌など、若者がパフォーマンスを通して輝きをアピール、最後は夕闇せまる中庭で、ワイズメンズクラブの皆さんの炊き出しによる豚汁を、震災を思い出しつついただきました。
若者を中心とした、新しい機運が生まれるきっかけとなりそうな雰囲気みなぎる新春懇談会でした。
開会礼拝
「いのちの輝きを求めて」と題して、中道基夫さん(国際委員、グランドデザイン策定委員)の司式のもと厳格な中にも新しいスタイルの開会礼拝がもたれました。「消されていく光」と題された最初の祈りでは準備に当たってきた3名の方からいのちの輝きが失われている状況が盛り込まれて祈られました。
「イスラエルとパレスチナの争いが続く世界の情勢に、生き生きと成長することをはばまれている子どもたちの環境に、学校や社会にうまく適応できず輝きを失っている若者の現実に対して、彼らに力を与え、希望の輝きを」と祈りました。中道さんによるメッセージの後、今度は「いのちの輝きを求めて」と題して祈りを合わせました。
「平和の実現を信じて、異なる人々との連帯を。子供たちの目に輝きを。いのちを用いて自分らしく生きることを。」
チャペルにはいのちの輝きを象徴するキャンドルが灯され、最初の祈りでは3本のキャンドルが順々に消されていきましたが、最後は数多くのキャンドルが「いのちが輝く」ように灯され、希望に満ちて礼拝を終えることができました。希望に向かって初夢を語る懇談会を象徴する開会礼拝となりました。
若者からのパフォーマンス
「珍島(チンド)のアリラン」を歌うオ・スヨンさん
各分団からのアピール(抜粋)
私たちは「HOT」なYMCAを望みます。
私たちはYMCAを「楽しいところ」にします。
私たちはYMCAで「世代を越えた出会いと発見」をします。
さあ、みんなで「仲間を増やしま」しょう!!
(Eグループ)
私たちは「全ての人に寄り添うよう」なYMCAを望みます。
私たちはYMCAを「次世代に繋げていくよう」にします。
私たちはYMCAで「一生のパートナーを見つけ」ます。
さあ、みんなで「共に生き、共に育ち合おう!!」
(Gグループ)
私たちは「あらゆる面でのバリアフリー」なYMCAを望みます。
私たちはYMCAを「生涯関われるよう」にします。
私たちはYMCAで「コミュニティー作り」をします。
さあ、みんなで「ビラ配り」をしよう!!
(Iグループ)
私たちは「オープン」なYMCAを望みます。
私たちはYMCAを「生涯を通じて活動してゆけるよう」にします。
私たちはYMCAで「場を提供」をします。
さあ、みんなで「話を」しましょう!!
(Jグループ)
私たちは「オープン」なYMCAを望みます。
私たちはYMCAを「地域にもっと知らせ」ます。
私たちはYMCAで「感じ」ます。
さあ、みんなで「気合いを入れ」よう!!
(Kグループ)
私たちは「大きい人の輪がつくりだせるよう」なYMCAを望みます。
私たちはYMCAを「たくさんの人が出会うところ」にします。
私たちはYMCAで「共に汗を流し、若いリーダーシップを育てること」をします。
さあ、みんなで「友達をYMCAに誘いま」しょ
(Lグループ)
分団の話し合いの感想(抜粋)
A・Bグループ 小森梨加さん
YMCAに対して様々な思いと期待を持っていて、これからYMCAを個々の能力を生かし自分達の居場所となるようにまた多くの人にYMCAの活動のよさを伝えようと話し合いをしました。2011年に向けてそれぞれに新しい第一歩を踏み出せる話し合いとなりました。
Cグループ 片岡 淳さん
このような場が少ないので、すごくためになりました。もっともっとこのような場を増やして、コミュニケーションを大事にしていってほしいです。YMCA関係者だけでなく地域の人たちも一緒になってやってみるのもいいと思います。よかった!!!!!!!!!
Dグループ 花野実香さん
今回、分団に参加させていただいてとても貴重なみなさんの考えを聞くことができました。このことがこれからのYMCAの在り方につながればと思います。
Fグループ 大西貴美子さん
ワイズの人や職員の方とお話する機会が持てた事がお互いにとても良かったと思います。年齢層が広がった事で様々な分野の意見を聞けた事、YMCAとは出会いの場だという事を思い出しました。また、こんな機会を持てたらいいですよね。
Hグループ 平島絢子さん
様々な形での活動との関わりを持った人たち、世代の違う人たちが同じ立場で話をすることができてよかった。
Kグループ 藤原 学さん
たまたま入った公民館でおじいさんと世間話という様なスタートだったのだが、一転最後は白熱した場となった。個人的には若さとは加速度であり、年季とは質量であると感じた。 |