小学校教員になる前に、
小学校では見えない子どもたちの姿を
2019年入職 太山寺児童館
非常勤講師 20代男性
僕は、大学卒業後に小学校教員になりたいと思い、子どもたちと触れ合うことの出来る、学童保育指導員の仕事に応募をしました。
学童保育では宿題を見たり、一緒にあそんだり、時にはケンカをした子どもたちの間に入って話をしたりと、毎日子どもたちとパワフルな日々を過ごしています。
自由にのびのび過ごすことができ、そこでは先生と子どもではなく、時には人と人、として近い距離で子どもたちと一緒にあそび、笑い、怒り、さまざまな時間を一緒に過ごすことで、信頼関係を築いています。小学校では見えない姿を見ることが出来るのも、学童の魅力だと思います。
学童保育という場所が彼らの居場所であり、安心出来る場所となるように、日々子どもたちとのふれあいを大切にしています。また自由な生活の中で、自分で考えて行動できるようになってほしいとも思っています。
今何をするべきか、また何かがしたい!と思える時に、相談出来るような環境づくり、後押しが出来るような先生として、これからも子どもたちのそばにいたいと思います。
大切な魔法の言葉で、
子どもたちが成長していく時間を
2014年入職 たかとり児童館
正規職員 30代男性
「どうしたん?」「何があったん?」この言葉は私たちにとって、とっても大切な魔法の言葉です。学童保育の現場ではトラブルも起こります。そのような時にこの魔法の言葉を使うと、子どもたちは自分の気持ちを精一杯伝えてくれます。「そうなんやね。他にはなにかあった?」と続く言葉かけによってさらに自分の気持ちを言葉に出してくれます。
子どもたちは話すことによって、そして相手の気持ちを聴くことによって心の中が整理されていきます。すると相手のことを認めることが出来るようになってきます。彼ら彼女らが成長していくこの“時間を共有できること”が私の大きな喜びのひとつです。
嘱託職員として学童保育に携わった私ですが、子どもたちとたくさん遊び、職場の仲間からたくさんの刺激を受けた結果、登用試験を受験し現在は正規職員としてYMCAで過ごしています。長く保育に携わっていくとさらに彼ら彼女らの成長を共にすることができ、喜びが増してきます。たくさんの方とこの“喜び”を共有できることを願っています。
大人も子どもも、
ありのままで大丈夫という安心感
2016年入職 須磨センター
非常勤講師 40代女性
YMCAの学童保育指導員として、居心地の良さや、やりがいを感じていることがたくさんあります。
人それぞれ得意なこと、苦手なことがありますが、指導員同士が、お互いに認め合い支え合いながら働いています。そして、私たちのその姿が、そのまま子どもたちへ反映されています。大人も子どもも、ありのままで大丈夫という安心感が生まれます。
安心感をベースに子どもたちと一緒に、時には指導員が率先して夢中になって本気で遊ぶこともあります。そこに、子どもたちは自然と巻き込まれて一緒に楽しんでいます。
指導員として、何か特別なスキルが必要ということより、大人がその瞬間を真摯に向き合うことで、子どもたちとの良い関係が築けることを実感しています。遊びながらその瞬間に向き合えるYMCAの学童保育で過ごす時間は私にとって最高に幸せな瞬間です。
その”瞬間”を一緒に感じてみませんか?
学童保育に関しての知識がなく、
不安でいっぱいでした
2012年入職 香櫨園育成センター
常勤講師 50代女性
私が学童保育の支援員を始めた時には、全くと言っていいほど学童保育に関しての知識がありませんでした。
お仕事を始める際は不安でいっぱいでしたが、実際に関わってみると、子どもたちとの何気ない会話や屈託のない表情にふと自分の居場所をみつけられたようなあたたかい気持ちになれました。
もちろん保育の中では、時には子どもたちの成長していく過程に悩まされる場面も多々あります。そんな時は周りの方、同じ職場の仲間に常に相談し、それぞれの考えを聞いたりして話し合いながら様々な場面を乗り越えてきました。
ここにあるのは、毎日自分自身が生き生きとして子どもたちと接することができる喜びと、安心して働ける職場と心強い仲間がいます。
子どもたちの目線に合わせると、
あたらしい世界を発見!
2004年入職 西神戸YMCA
常勤講師 60代女性
学童保育とは、子どもたちにとって学校でもなく、家でもなく、頑張っていた肩の力を抜き、ホッと息抜きできる空間です。そして、様々な校区から子どもたちが集まり、異学年の交わりが自然に生まれる場所でもあります。「ただいま!今日は学校ですごいことがあってん!」「まだ誰も帰ってきてないん?やった、1番や!」とステキな表情で帰ってくる子どもたちを迎えられる事が魅力の一つです。
また、子どもたちの目線に合わせると、大人は気づけない世界が見えるようになることもあります。公園遊びをしていると、「公園の七不思議」を見つけ、「木の中に人の顔」や「木の根っこが恐竜のツメ」と壮大な世界観で楽しみ、私たち大人もあたらしい世界の発見にワクワクします。
このように魅力あふれる子どもたちとの交わりの中で、私たちリーダー(指導員)も個々の特技、個性を活かし、認め合いながら日々”ONE TEAM”となって保育に携わっています。
あなたも私たちと一緒に、子どもたちの見る新しい世界に触れてみませんか。